茶道茶菓子
茶道 お茶の子 表千家













 茶菓子

 1月  2月  3月  4月  5月  6月  7月  8月  9月  10月  11月  12月  通年
 
菓子銘アイウエオ順データー

和の学校から 京菓子リンク

1月のお菓子 睦月

   菓子銘
常磐饅頭 
[表千家]初釜のお菓子

TEL 075-561-4019
FAX 075-561-4101
千年変わらないという松の翠から、白い薯蕷饅頭に緑色に染めた白小豆を包んだものです。二つに割ると、あたかも雪をかむった松を思わせ、正月の瑞雪にも似た気品のあるお菓子。大勢の初釜等に食籠で出されたりします。

甘春堂様のHPより引用させていただきました
ロゴをクリックするとHPへ移行します
  菓子銘
花びら餅
 
住所:島根県松江市天神町124
電話:0852-21-2727

花びら餅は茶道・裏千家の初釜に用いられる、新年を寿ぐおめでたい和菓子です。
宮中「歯固めの儀」に使用された硬い煮鮎に由来しており、時代とともに形式化され、現在のようなお菓子になりました。蜜漬けしたごぼうは鮎の背骨をあらわしています。
柔らかい求肥の食感と、薄紅色に染めた白味噌のほのかな香りが新年を迎える喜びをより深く感じさせてくれます。
ブログ
   菓子銘
笑顔饅 
とらや
赤坂本店
電話:03-3408-4121
8:30~19:00(平日)
8:30~18:00(土曜・日曜・祝日)

赤坂の茶房で食べてきました。とても込んでいましたね。


年明け最初の茶席(初釜)に用いられる菓子の一つ
別名『えくぼ饅頭』とも呼ばれる。赤く色づいた赤ん坊のほっぺをイメージした菓子で「笑いの絶えない一年に」との願いを込めた祝菓子です。
  菓子銘
春の出で 立ち
(はるのいでたち) 
 とらや
赤坂本店
電話:03-3408-4121


平成25年の宮中歌会初のお題
「立つ」にちなんでつくられたお菓子
  菓子銘
干菓子
福来  
 
福の到来をねがう吉祥の祝菓。
干支の縁起に、梅、松、うちでの小槌、宝づくし、福の結びなど、色とりどりの干菓子で初春をめでている。
  二人静  両口屋
小さいけれど 甘いお菓子
   菓子銘
福梅  
金沢のお菓子

柴舟小出 
金沢市横川7丁目2番地4
TEL.076-241-1454/FAX.076-244-5248

福梅は加賀百万石前田家「剣梅鉢」の紋を型どり、金沢のお正月には欠かせぬ縁起もののお菓子です。
砂糖をまぶしたパリッとした皮の中に極上のつぶあんをはさんだ梅の形も愛らしい、金沢だけの銘菓です。

皮がとてもきれいで、愛らしいですし、しっかりした餡がぎっしり入っています。
   菓子銘
柴舟
金沢のお菓子

柴舟小出 
金沢市横川7丁目2番地4
TEL.076-241-1454/FAX.076-244-5248

水に遊ぶ柴舟の姿を模して造られたもの。
ショウガのきいた煎餅 
  菓子名
加賀碧
(かがみどり) 
金沢のお菓子
水本
TEL 076-261-6646

半生のお菓子で上には金沢らしく金箔が
置かれていて、お正月にふさわしい華やかさのあるお菓子ですね。
 
菓子銘
万葉の花 
加賀のお菓子
諸江屋  
2008年第25回全国菓子大博覧会(姫路大会
名誉総裁賞受賞

優しい味の落雁で、お茶によくあいます。
東京駅で手に入れました。

金沢では、ひと足 野や山に踏み入れますと、
優しい花たちに包まれます。花の姿、色、香り-花々の息づかいを、古くより伝わる木型をもって作り上げました「万葉の花」-和三盆糖、
寒梅粉、小豆とそれぞれの風味を生かした美味しさでございます。HPより 
   菓子銘
加賀宝生
金沢のお菓子
諸江屋

加賀は能の盛んなところです。ことに宝生流は金沢に根をおろし「加賀宝生」と称されるほどになりました。
それにちなんで作られたお菓子で、半生の落雁に羊羹をお挟んだ美味しいお菓子です。
   菓子名
空也もなか
 空也
なぜか売れる最中
予約していなければ、売り切れてしまって買えません。
 菓子名
まゆはき
山形のお菓子
佐藤屋 



紅花で有名な山形
松尾芭蕉が詠んだ
「まゆはきを
   俤にして紅粉の花」
まゆはきをおもかげにしてべにのはな
この句から名付けた麩菓子
さわやかな梅の風味を味わうことができます

菓子銘
富士のこけもも
富士宮のお菓子
藤太郎 

裏千家の東海大会で使われたそうで、
コケモモの甘酸っぱさが何とも言えず美味しく存在感がある。
竿ものですが、切ると富士山の形が現れ、かわいい落雁です。
コケモモは涼しいところが好きな小さな赤い実がなる不老長寿な実だそうです。これをジャムにして菓子の中に入れてます。
 菓子銘
初なすび
山形のお菓子
大松屋本家

一富士、二鷹 三茄子と縁起のいいお菓子
芭蕉の句がついている
「めづらしや 山を出羽の 初なすび」
小粒の民田なすを生のまま長い軸のついたものを糖蜜に漬け込んで、中まで浸透したところで乾燥させて砂糖をまぶしたもの
 
菓子銘
ゆず上用 
松江のお菓子
風流堂

柚子ほのかに香り、小豆あんと自然薯の入ったしっとりとしたおまんじゅう
 
  菓子銘
友禅ころも
  金沢
 まつ井
 
加賀友禅の優雅さを表したお菓子
薄く紅色に染めた味噌餡を羽二重餅で包んだものに金箔をそえてあり、
うっすら透けるピンクがかわいい。
しかもおいしい。
   菓子銘
加賀れんこん餅
 金沢のお菓子
越山甘清堂

加賀の蓮根は粘りがあり、その蓮根と
羽二重餅を合わせたお菓子
上には金箔をつけて
   菓子銘
加賀陣屋
金沢のお菓子
羽二重餅+金箔

とってもやわらかい餅です

 
  愛香菓
浦田甘陽堂
金沢
 金沢のお菓子
アーモンド シナモンが香って、口溶けの良いお菓子です
ページのトップへ

2月のお菓子 如月

菓子銘
鬼は外 

藤枝のお菓子
季の菓(ときのか) 
和(やわらぎ)
ブログこちら

ユリの根をつかった
きんとん

顔がユーモア
ちっとも怖くない鬼さん
スッと解ける感じの
柔らかいきんとんです
上品な味です
 菓子銘
 福豆
伊賀のお菓子
紅梅屋


福豆
鬼とお福の薯蕷まんじゅう
   菓子銘
 糊こぼし

奈良 二月堂のお水取りに
ちなんだお菓子

ブログ
 
 
   菓子銘
 下萌
 (したもえ) 
保月(藤枝)の下萌
   菓子銘
 下萌
 (したもえ)

風月堂 
時雨製。
こしあん入り

2月4日は立春
「下萌」という銘

厳しい冬の雪の下でも、春の準備は着々と進んでいます。

雪の下から力強い生命力で萌え出づる若草を、表現したお菓子が出回ります。

お店により 表現はさまざま。


『今よりは春になりぬとかげろうの 下萌急ぐ野辺の若草』 
       (続拾遺集)



『春日野の 下萌えわたる 草の上に つれなく見ゆる 春の淡雪』 
       (新古今和歌集より)

     
  菓子銘
 下萌
 (したもえ) 

(京都甘春堂 きんとん・粒あん製)
   菓子銘
 下萌
 (したもえ)

松江 風流堂 カルカンに羊羹のお菓子
   菓子銘
 下萌
 (したもえ)
   菓子銘
 下萌
 (したもえ)

 とらや
菓子銘
ゆずもち
金沢のお菓子

TEL:076-262-6251
メール:info@morihachi.co.jp
   
  菓子銘
椿餅 
 名古屋のお菓子
 両口屋是清

日本最古の餅菓子の一つ

「源氏物語」の若菜の巻上に「つばいもちひ」という名で出ているそうです。
 本来は葉の上下を少し切ってあるそうです。それがどんな意味があるのかは、わかりません。
菓子銘
早蕨 
 名古屋のお菓子
 両口屋是清

「石走る垂水の上の早蕨の 萌え出づる春になりにけるかも」
万葉集の、志貴皇子の歌では、早春の喜びが詠まれています
 菓子銘
 東風(こち)
 藤枝 紅屋

菅原道真の

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ
初出の『拾遺和歌集』による
から命名したお菓子
 菓子銘
関の戸
(セキノト)
 鈴鹿のお菓子
 深川屋 (ふかわや)
http://hitosara.com/tlog_24000923/

鈴鹿山の峰の白雪を取り入れたおかしで
小豆のこしあんを求肥で包み、阿波の和三盆をまぶした素朴なお菓子。

ブログ
ページのトップへ

3月のお菓子 弥生

  菓子銘
引千切
(ひっちぎり)
(ひちぎり)
 
 京都の雛のお菓子 ひな祭りの菓子
 末富

宮中行事の中で、子供の幸福を願う公家のお餅として登場したのが、この「引千切(ひちぎり)」というお菓子です。餅は、ヨモギでも求肥でもこなしでもいいのですが、引きちぎったような形にしなくてはいけません。その引きちぎった餅が杓子となり、その上に「きんとん」や「餡」が載せられます。

  菓子銘
 花むらし 
鎌倉のお菓子
 源吉兆庵
 電話 0120-277-327

豊かに桜の香る、目にも美しい2層の浮島に桜花を添えてしっとり蒸しあげたもの。
春らしいしっとりしたお菓子。

浮島というのは、白あんと卵で作る蒸した生地のことだそうです。 湖に浮かぶ浮島を イメージしたお菓子だそうです。
菓子銘
菜種の里 
松江のお菓子(松江三大銘菓)

三英堂 

住所;松江市寺町47
電話;0852-31-0122
春の菜の花畑に白い蝶が
飛び交う様を菓子に表現したお菓子
不昧公のお好み
菓子銘
若草 
松江のお菓子(松江三大銘菓)
 
住所:島根県松江市天神町124
電話:0852-21-2727
鮮やかな色彩と柔らかな求肥が、春の萌える新春を連想させる。不昧公のお好み
   菓子銘
蓬餅(よもぎもち)
 甘春堂
 
 ヨモギを皮に使った柔らかい餅菓子です
 懐紙に取る時には、黄粉が落ちやすいので懐紙を舟のように三角に折るといい
 
 菓子銘
菜種きんとん
 
3月27日は表千家の利休忌です。
死に臨む利休が最後に目にしたのが菜種だったそうで利休忌には菜の花がそえられるそうですが、
お菓子にも重ねて菜種を使うことはないようです。

菓子銘
朧饅頭 
 
朧饅頭
表千家の利休忌(3月27日)に使われるお菓子
表千家の皮は梔子で色に染め(黒糖餡)

  菓子銘
花筏
 京都 川端道喜
 完全予約制

花筏
は裏千家家元(毎年3月28日)の利休忌の主菓子
花筏とは、水面に散って流れてゆく花弁を筏に見立てたもの
ページのトップへ

 4月のお菓子  卯月               

   菓子銘
桜餅

上が長命寺

下が道明寺
長命寺は 小麦粉のかわの中にこしあん
関東風

道明寺は 半殺しもち米で中身は粒あん
関西風
 ブログはこちら
菓子銘
さまざま桜 
 伊賀のお菓子
 紅梅屋

「さまざまのこと思ひ出す桜かな」と、
松尾芭蕉翁が花見の宴で詠んだ句に因んだ花紋干菓子です。
  菓子銘
伊織のさくら
 笹屋伊織

  • 〒600-8831
  • 京都市下京区七条通大宮西入花畑町86
  • 京菓匠 笹屋伊織
  • TEL/075-371-3333 FAX/075-343-9151
上生菓子 
菓子銘
花見団子

 花見団子の色の意味
1.桃色が春の桜、白が冬で雪、緑が夏の草を表し、秋はない「あきない」の言葉遊び

2、赤と白は紅白の縁起、緑は草の色で邪気を払ってくれるという


茶席では、焼き鳥のように直接口へ持って食べないでね。串から外して楊枝を使って食べてください。
  菓子銘
歌つづれ
京都お菓子
七條甘春堂

 麩焼きせんべい2枚の中に 梅餡をはさみこんだもの。うっすらと透けて見えるピンク色が春の桜を思い起こさせる。

春の伊勢丹での駿河大茶会で購入しました
 菓子銘
桜餅ようかん
 京都お菓子
七條甘春堂

小倉の羊羹の上に道明寺がのっていて、さらに桜の塩漬けがあしらわれている。
羊羹と道明寺の食感と味の違いが面白い。塩漬けの桜の塩気と桜の香りも良い。

 菓子銘
 路芝
(みちしば)
松江のお菓子 
風流堂
路芝は千年昔の出雲路を表現したお菓子
半ナマ菓子
菓子銘
桜衣 
鎌倉のお菓子

源 吉兆庵

桜の葉と粒あんが中に
まわりは桜色のふくさ生地で

ふくさ生地とは
小麦粉に水を加えて軟らかめの生地として、砂糖、卵、水、膨張剤を加え焼くと、表面に丸い気泡の孔が開いたものが焼き上がります。
ページのトップへ
 

 5月のお菓子     皐月

菓子銘
青楓

京都お菓子
七條甘春堂 

かえでの葉は秋の紅葉とともに
青葉も愛でられる。
型物の涼味。
  菓子銘
岩根つつじ
 京都お菓子
七條甘春堂

桜も散った後、ツツジがうつくしい。
和泉式部や源氏物語にも登場する代表的な花。
江戸時代より使われている初夏の代表的な菓名。


“思ひいづる常磐の山の山躑躅
    言わねばこそあれ恋しきものを” 
 (新古今和歌集)
  菓子銘
唐衣
(からごろも) 
唐衣
 「唐衣 着つつなれにし 妻しあれば はるばる来ぬる 旅をしぞ思ふ」
それぞれの句頭に「か・き・つ・ば・た」の五文字を折り込んだこの有名な和歌は、六歌仙の一人、在原業平(ありわらのなりひら)が都に残してきた妻をしのび、
杜若(かきつばた)が咲き匂う三河国八橋で詠んだといわれています。謡曲にも出てきます詳細

その故事以来、 杜若の名所 として名高く、 業平塚も近くにあり、杜若の、唐衣(唐風の衣服)をも思わせる美しい姿と、「古今集」にも収められている、「伊勢物語」第九段のこの歌との、両方の意味を併せ持ったお菓子です。
   菓子名
水仙粽
羊羹粽
粽といえば京都の老舗
川端道喜の粽は、外せません。
しかし、私などはおいそれと手が出ない代物です。
手に入れるのも難しい上
値段もすごいのです。5本で3901円
その上、くずでできているので、時間をおいて食べたら、そのおいしさを味わえない。

私などは憧れてあいるものの食べたことがなく、想像でしかありません。

しかもそんじょそこらのお菓子屋とは雲泥の差の歴史があります。
敷居も高いのです。

畑主税様のブログを見つけました
川端道喜についてのブログ和菓子魂
  菓子銘
粽(ちまき)
藤枝の歴史的お菓子
朝比奈粽
藤枝市岡部町殿に伝来する古文書を頼りに再現された粽は、椿の灰を使ったもので、保存が効く。 
 和のブログから  菓子銘
粽(ちまき)
藤枝 季の菓 和(やわらぎ)の粽
白のういろうと 黒糖のういろうで
笹でくるんで蒸してあるので、笹の香りが外郎に移って、おいしいし、手の込んだものです。
 
有名な京都の川端道喜の粽と同じつくりだと思います。いや葛だったかな?こちらは、京都の店まで予約して行かないと食べられないものですが、一度は食べ比べてみたいものです。
 菓子銘
 初かつお
美濃忠

名古屋のお菓子
外郎と葛を合わせて薄紅に染めた竿もの
これを小口に切ると鰹の切り身のように縦の模様が現れる。
  菓子銘
 雲竜
(うんりゅう)

〒602-0029
京都市上京区室町通上立売上ル室町頭町285-1
電話 075-432-2211(代) 
FAX 075-432-9271(代)
丹波大納言小豆製粒餡と村雨餡を一本ずつ手巻きし、雲に乗る龍の姿を表現した意匠棹菓子。小豆本来の旨みと、しっとりとした生菓子ならではの食感。大本山相国寺故山崎大耕老師ご命名。
   
 
   志ば味糖
(しばみとう)

ちょっと志ばづけ(紫蘇) の酸っぱさが、甘いお菓子の間のアクセントになってとってもおいしい。 
  菓子銘
京観世
 

観世水の姿を映した竿もの
観世井」という井戸に、ある時龍が降りてから、常に水が揺れ動いて、波紋ができた。と
この観世水の文様を映したお菓子

村雨で巻いたもの
  菓子銘
 柚餅
(ゆうもち)

 

京都市上京区今出川通堀川西入
TEL(075)441-0105FAX(075)431-1234
鶴屋吉信「柚餅」は、香り高い柚子をやわらかな求肥にこめて国産の和三盆糖をまぶしました、風味豊かなつまみ菓子。柚子がおりなす爽やかな香り、口の中ですうっと溶けゆく上品な甘さと食感。

ページのトップへ

 6月のお菓子 水無月

   菓子銘
落とし文
葉の上にある小さな白い丸いものは
何を著しているのでしょう?

  これは、オトシブミという昆虫が卵を産んでその葉をくるくると葉巻状に巻いて地面に落とす(葉が幼虫のゆりかごとなり、餌となり、敵から子を守る)ことを模して作られた和菓子です。
  菓子銘
水無月 
「水無月」(みなづき)

630日は水無月を食べる日です

この「夏越祓」に用いられるのが、6月の和菓子の代表ともいうべき「水無月」です。水無月は白の外郎生地に小豆をのせ、三角形に包丁された菓子ですが、水無月の上部にある小豆は悪魔払いの意味があり、三角の形は暑気を払う氷を表しているといわれています。 

藤枝 紅家
  菓子銘
たねやの氷室
 平安時代より氷室(ひむろ)という天然の冷蔵庫に、冬に取っておいた雪や氷を貯蔵しておいて、夏になると朝廷に献上された。
旧暦の6月1日に氷室から出した氷を食した
お店により、いろいろ工夫されたお菓子がある。
三角が氷を表している。


たねや 
店頭で6月1日だけ販売する

画像は「たねや」のHPより
  菓子銘
京氷室
 柏屋光貞の「京氷室
白く透明でまさしく氷のような上品なお菓子
菓子銘
あじさい
 ささま
 東京駿河台のお菓子
 東京都千代田区神田神保町1-23
 03-294-0978

 錦玉羹をさいの目にして淡雪羹でまとめ、 中は白あん
 葉が添えられて、涼しげできれいだ
菓子銘
早苗きんとん
ささま
 東京駿河台のお菓子 

 苗代から田に移し植えるころの苗は、みずみずしい色でさわやかだ。
 
菓子銘
玉川
(たまがわ)
 ささま
 東京駿河台のお菓子

 東京の玉川は万葉の昔より歌に読まれている。
 川底の小石が、透けて見えてきれいな川の流れを連想させる。
菓子銘 
青梅
ささま
 東京駿河台のお菓子 

 早春 花をめでた後、6月には青い実をつける。そして其のあとも実をつけたりと2度3度楽しめる。
  ささま
 東京駿河台のお菓子 
干菓子
あゆ、つばめ、 あやめ
みず、青楓、そらまめ
 菓子銘
 若鮎
仙太郎
京都のお菓子
 名古屋で途中下車して購入しました。
 名古屋は、お茶といえば抹茶を意味すると聞いていましたが、たくさんの京都からの和菓子屋さんがでていて、お茶のお菓子には事欠きませんね。うらやましくなりました。
求肥がつまったお菓子
 菓子銘
 初蛍
とらや
 
その夏初めて現われた螢を「初螢」といいます。 黄餡を葛生地で包み、蛍が、淡い光を放つさまを表わした詩情豊かな夏のお菓子です。  とらやのHPから  

葛の生地が上品で夏らしい生菓子
御殿場のとらやで購入
   菓子銘
 夏箕川
なつみかわ
とらや

「夏箕川」とは、奈良県吉野郡吉野町菜摘付近を流れる吉野川のことで、『万葉集』以来、多くの和歌に詠まれる歌枕です。 白と緑に染め分けた意匠は、吉野川のさわやかな初夏の風を感じさせます。
とらやのHPから  
   菓子銘
 有楽窓
犬山 
国宝「如庵」の窓のお菓子
モモの果肉と小豆を練りこんだ焼き菓子。

如庵は、茶の湯の創成期に尾張が生んだ大茶匠・織田有楽斎が1618年に建てた茶室で、現存する国宝茶席3名席の一つといわれている。

茶室内部の躙口や点前座側の二つのなどは外観から竹が詰め打ちされた独特の窓で、『有楽窓』と呼ばれている


若松屋阡壱

ブログ
ページのトップへ

7月のお菓子 文月

 1年に祇園祭宵山の日に限り作られる。この1日だけ販売するお菓子 柏屋光貞の行者餅
 食べてみたい!!
  菓子銘
行者餅 
祇園祭宵山の日に限り作られる(7月16日 )
行者餅の由来は


1806年、四世利兵衛という修行中の聖護院門跡山伏の夢枕に役行者が現れ、
「行者の衣に象った菓子をつくり、祇園祭の役行者山に供えよ。
その後 知人縁者に配れば、そのものは、疫病からまぬがれよう」と告げたそう。
  中は、求肥と白味噌餡+山椒
クレープで包んである。

一度は食べてみたい幻のお菓子 
柏屋光貞の行者餅
住所 京都市東山区安井毘沙門町33-2
電話 075-561-2263
創業 江戸時代(文化3年)
営業時間 8:00~18:00
定休日 日曜日・祝日
店内飲食 不可
 予約  7/1~7/10
 発売日  7/16

 菓子銘
したたり
 亀廣永 
菊水鉾は、能楽の曲に、菊の露の愛たたりを呑んで700歳の長寿を保ったという中国の故事に因んで作られた鉾です。
金剛能楽堂の庭内に洛中名水一の菊の井という井戸があり、祇園祭にはこの井戸に因む菊水鉾が立ち、また、このお菓子は能楽、菊の露「したたり」にあやかったつくられたそうです。
八坂神社の宮司さん(高原さま)が名前をつけてくださったそうです。
光に透けて琥珀色の黒糖の味が程よい甘さで、滴るほどの柔らかさです。美味
店は錦市場の近くでした。
  菓子銘
水牡丹
 
   菓子銘
糸巻き
   菓子銘
七夕
ささま
 東京駿河台のお菓子
 
  菓子銘
 夏衣

 鶴屋吉信
京都市上京区今出川通堀川西入
TEL(075)441-0105FAX(075)431-1234

寒天の中に道明寺粉を混ぜ込んで不透明にした皮で、小豆のこしあんを巻いたもの。
薄絹のようにうっすらと透けて見える。
 菓子銘
さんしょ餅
 俵屋吉富

山椒の香りがほのかにする求肥の餅菓子。
  紅家を詳しく知るには
こちらをクリックしてください
柿水ようかん   

ページのトップへ
 

8月のお菓子 葉月

   琥珀柚子
(こはくゆず)
涼しげな透明感のあるお菓子
 古の時代を閉じ込めた、気品溢れる宝石「琥珀」になぞらえて仕立てた和菓子です。
外側の歯ざわりと、内側のやわらかな寒天の妙味をお楽しみください。
ほんのり透けて見える、柚子姿が冬を感じさせます。
歴史ある京の地で素材の持ち味を活かし、丹精込めてつくられた「ほんまもん」の味として、京ブランド食品にも認定された京都ならではのお菓子です。

とても上品な味ですし、見た目も涼しげ。
永楽屋
本店 〒604-8026
京都府中央区河原町通四条上る東側
電話 075-221-2318
FAX 075-221-5170
  菓子銘
琥珀 

 琥珀羹(こはくかん)は、煮て溶かした
寒天に砂糖や水飴などの甘味を加え、
固めた 和菓子。単に"琥珀"と呼んだり
、"琥珀糖"(こはくとう)、"琥珀菓子"
とも言う。
別名錦玉羹 、または金玉羹(きんぎょくかん
永楽屋
    菓子銘
貴船の彩
(きぶねのいろどり)  
俵屋吉富 
菓子銘
薄小倉 

 松江のお菓子
 桂月堂
菓子銘 
みすゞ飴
 
上田のお菓子
 飯島商店
 明治から創業 
みすゞ飴は今風のゼリーですが、100年の歴史ある乾燥ゼリー。
果汁がしっかり感じられる。歴史ある建物もみものです。
みすゞ飴本舗
菓子銘
宝泉院
京都 大原のお菓子
 
  菓子銘
青瓢
 
菓子銘
玉すだれ
 錦玉ですが、切れ目を入れてすだれ状にして、緑色に染めたあんこを挟むようにして包んだ『玉すだれ』。

透明な寒天が陽光を浴びて煌くさまは、何とも美しく、まさに夏の輝き。
  菓子銘
観世水 
(かんぜみず)
足利義満が能楽の観世大夫に与えた屋敷には名水の誉れ高い井戸があり、持ち主の名にちなんで観世井(かんぜい)と称しました。 その井戸にできる渦巻水(うずまきみず)を意匠化した「観世水(かんぜみず)」は、紋様として広く使われています。 
虎屋さんの説明より
観世水の話ブログ参考
  菓子銘
水面(みなも) 
8月はもっとも暑い季節ですが、
お菓子は目から涼しさを誘います。

色といい、模様といい渦巻きがいかにも涼しさを演出しています。

冷やして出せばこの上ないごちそう。
駿河千筋細工のうつわがまた涼しさを演出しています

藤枝 保月 
 菓子銘
水羊羹
 越後屋若狭
 東京両国のお菓子

 最高の水羊羹

 ブログリンク
   菓子銘
西湖(せいこ)
京都
和久傳

とろんとろんののど越しの良い
レンコン菓子
冷やしておいしi ブログ
菓子銘
麩まんじゅう
京都
 七条甘春堂

笹に包まれたもちっとした麩の中に
甘さ控えめのこしあんが入っている
冷やして、笹の香りを楽しんで召し上がれ
ブログ
ページのトップへ

9月のお菓子 長月

  菓子銘
白露 
 菓匠 清閑院
0120-444-227
9月7日は24節気で 白露
残暑も引き、本格的秋が訪れます。
朝夕が冷え込み、草や木の葉に露を結ぶ頃です。実際はまだまだ暑いですが・・

しっとり蒸した2色の浮島+かのこ豆入り宇治抹茶羊羹を挟んだ3層仕立て
  菓子銘
着せ綿
(きせわた)
 9月9日重陽(ちょうよう)の節句

平安時代の源氏物語の作者である紫式部の『紫式部日記』に「菊の着せ綿」の行事が登場します。9月8日の晩に菊に真綿をかぶせ、翌朝つゆを含んだ綿で肌を拭くと長生きするという言い伝え。

着せ綿(花)は
 こちら
  菓子銘
こぼれ萩 
藤枝紅屋
こぼれ萩
 晴れ渡った秋空のもと
小さな可愛い花を咲かせる秋の七草のひとつ、萩があります。
『こぼれ萩』とは
こぼれる様に咲き乱れた萩の花の様子を
表現した俳句の季語。
どのお菓子にも ピンクの粒粒がちりばめられています。
 菓子銘
こぼれ萩
静岡 松柏堂
 
  菓子銘
利休古印 
 利休古印(りきゅうこいん)

利休の愛した納屋判と竹判を写した干菓子。
代々伝わる木型を用いて作る和三盆糖の上品な甘さの干菓子


丸市
住所 堺市堺区市之町東1−2−26
電話番号 072-233-0101

斗々屋茶碗が当家に残っている
 
   菓子銘
しずくいし
 美濃忠
 
株式会社 美濃忠
名古屋市中区丸ノ内1-5-31
    TEL 052-231-3904(代)
    FAX 052-231-1804

  菓子銘
初雁

 
菓子銘
月見うさぎ 
静岡 松柏堂

中秋の名月に月にはねるウサギからとったお菓子が出ます。
赤い目がかわいい。
 菓子銘
月見団子
 京の月見団子

 この十五夜の月を観賞するのに、里芋の子の皮をつけたままで蒸した衣被を盛って供えたところから十五夜は芋名月と呼ばれています。
関東がお月見団子を丸形にするのに対し、京都では里芋の形で餡にくるんだお月見団子を御供えします。
ところ変われば、お菓子も変わるのですね
静岡のデパートで、京都からの出張点で求める。2014年は9月8日が中秋の名月
  菓子銘
へそ餅 
静岡 蔵好三坂屋 
静岡では中秋の名月にお供えする団子は、
へそ餅です。
真ん中を少しへこませたもので、食べるときここに餡をのせます。


ブログ

菓子銘
菊花せんべい 
金沢のお菓子
諸江屋 菊花せんべい

菊花せんべいは、唐菊形の餅種せんべいに、生姜砂糖を引いたもの
袋に並んで入っている様もとても美しいです
とても軽くて、ぱりぱりの麩せんべいのような感じ。ショウガの砂糖が効いてて爽やかな味わい

ほんのり甘くて、生姜の味がさっぱりと美味
ページのトップへ

10月のお菓子 神無月

   菓子銘
まさり草
鶴屋吉信

優草と書き、菊の別名
外郎皮で花弁を表している。中は小豆のこしあん。
色合い、形ともに優雅だ。
 
菓子銘
つやぶくさ
藤枝 紅屋

 
 菓子銘
 木守
 長次郎7種の一つ 木守茶碗にちなんで作られたお菓子。木守茶碗の高台のうずまきを菓子の表面に焼印してある。
茶碗についての逸話は茶道具のところで

高松市 三友堂
高松市片原町1-22
TEL 087-851-2258
FAX 087-822-2936
   菓子銘
 木守柿
 三友堂のお菓子
 柿の餡をぎゅうひで包んだ とっても柔らかなとろけるようなかわいい和菓子
菓子銘
亥の子餅 
源氏物語 第5帖「若紫」で登場 

宮中の年中行事のひとつに「猪子祝(いのこいわい)」がありました。「猪子祝い」は、旧暦十月の初亥の日の祝いの行事で、玄猪(げんちょ)とも呼ばれます。中国伝来の風習で、平安時代の宮廷に取り入れられました。

 旧暦十月初亥の日の亥の刻<午後9時~午後11時>)に餅を食べると万病を除くといわれ、この餅を「亥の子餅」(玄猪餅とも)といいます。かつては「亥の子餅」を贈り合って祝いました。
 
   菓子銘
さゝめさゝ栗
 川上屋
 木曽 中津川の銘菓
栗きんとんを真ん中に、外側に羊羹で包み、竹皮で包んで蒸した竿もの。郷土色あふれるお菓子。
菓子銘
 烏羽玉
京都 
亀屋良永のお菓子 
花の形はこちら
檜扇の花が咲いた後に 真っ黒な実がなる
その実のことをウバタマという。
それを模して作ったお菓子。求肥で餡包んだもの
   菓子名
黒大奴 
清水屋(静岡県島田市)

 日本三奇祭の一つに静岡県島田市の帯祭りがあり、(10月)その帯祭りに欠かせない大奴(やっこ)にちなんで創られたお菓子が、黒大奴(くろやっこ)
外側は、昆布を入れた羊羹で包んであり、黒いつやがとてもきれいで、一口で食べられるほどに小さい。 
   菓子銘
 月よみ山路
 石川のお菓子
 松葉屋
 「よみの光を待ちて帰りませ
  山路は栗のいがの多きに」
  良寛さん

 竹皮に包んで蒸しあげた栗蒸し羊羹で甘さを程よく抑えた味が上品です。
   菓子銘
ひと本栗饅頭
東京板橋 の
石田屋

ここの栗饅頭は行列のできる店です。中には大粒の栗 しっとりしてます。
   菓子銘
月世界
富山のお菓子 
月世界本舗 

白いサクサクとした軽いお菓子で
和三盆と卵の白身で作ってあるそうで
口の中で溶けるような感触
 
 菓子銘
 方寸
 ほうすん
 信州小布施のお菓子
竹風堂


栗で有名な小布施
栗落雁と思いきや原料は赤えんどう
すっきりした甘さでお茶に合う
ページのトップへ

11月のお菓子 霜月

菓子銘
長寿柿 
干し柿(長野県産市田柿)に白あんを) 詰めたお菓子

藤枝 紅屋
菓子銘
藤八柿 

藤枝に残をる家康にまつわる逸話があります。
ブログご覧ください。


2016-11-5お茶の香ロードでの話の中で
家康からの葵の紋のあるお茶碗が洞雲寺にある事が披露され、実際に目にすることができました。ブログ
  菓子銘
巻柿

干し柿をぐるぐる巻いたもの
 包装してある
縄が珍しい
25年前に行った時も購入したが変わらぬ美味しさと素朴さがいい
 金沢のお菓子



菓子銘
鹿の子餅 

富山のお菓子


不破福寿堂の鹿の子餅は、加賀藩の重要産物の加賀羽二重の中に金時豆が入った純白で子供の肌より柔らかで、なめらかな感触が素晴らしい。 

富山県高岡市京田140番
電話 0766-25-0028
FAX 0766-25-0497
http://www.kanokomochi.co.jp/
  菓子銘
栗きんとん 
中津川のお菓子
すや
岐阜県中津川市新町2-40
TEL0573-65-2078
http://www.suya-honke.co.jp/index01.html

秋になると、中津川の栗が恋しくなります。
「すや」の栗きんとんを取り寄せました。
素朴ではありますが、手を加えすぎていないところがまたいいです。
 菓子銘
栗子点心
(りっつてんしん)
若菜屋 京都の栗
 菓子銘
野路の里
京菓子
亀屋良長 

栗と白餡を合わせて、栗の形に焼き上げました。ほっくりとした食感の、素朴なお菓子
 菓子銘
やき栗
京菓子
二條若狭屋

 厳選した大粒の栗をまるごと上質の栗餡で包み、こんがりと焼き上げました。栗本来のもつ甘さをが、お口いっぱいに広がります。
 菓子銘
柿大福
 京菓子
鼓月
 菓子銘
小鳩豆楽
(こばとまめらく)
鎌倉のお菓子
豊島屋
鳩サブレーで有名なお菓子屋さん
鳩は鎌倉鶴岡八幡宮のシンボルで、これにちなんでつくられたもの。ソラマメの粉に和三盆を配した打ち物。七五三のある11月にふさわしい。
   菓子銘
 銀杏餅
(ぎんなんもち)
 名古屋祖父江町の銘菓
 たけおか家宗美


裏千家の路地には、宗旦手植えの公孫樹があるそうです。
今日庵では、宗旦忌11/19には銀杏餅が出されるそうです。

白の求肥餅の中に元伯手植えの鴨脚樹木(いちょう)の実を散らし込んだ銀杏餅というのもある。餡は小豆の漉したもので、こちらは裏千家十四代 淡々斎好。
今日庵では宗旦忌にこの淡々斎好みの銀杏餅を出すのが恒例だそうです。

    菓子銘
 銀杏餅
(ぎんなんもち)
 富山氷見のお菓子
おがや

大伴家持が越中の守として滞在した万葉ゆかりの地でもあることから、一個ずつの敷紙に万葉の和歌を載せてあります。
健康と不老長寿を希った、万葉の歴史が感じられる越中の風土菓子です。

菓子銘
初霜
 
  菓子銘
よわい草
 
  菓子銘
織部饅頭
 開炉には、織部と名のつくものを何か1品使うのが古くからのしきたりになっている。
じょうよ饅頭の包み皮に、織部焼の釉薬の緑色を染め、井げたなどの焼き印を押す。
ページのトップへ

12月のお菓子 師走

  菓子銘
嘯月(しょうげつ)の
雪餅
京都のお菓子
嘯月
 京都市北区紫野上柳町6
 TEL:(075)491-2464


つくねいも白いきんとんを雪に見立て、内側は黄身餡
予約で作ってくれるので、発送はしてくれない。
京都まで行かなければ、食べられないものですね。 買ったらその日のうちに食べること。全然違うそうです。
  菓子銘
 そば薯蕷
(そばじょうよ)
松江のお菓子

住所:島根県松江市天神町124
電話:0852-21-2727

 出雲の里で採れた新蕎麦を入れて蒸し上げた、12月にふさわしいお饅頭。
菓子銘
一休み
(そば)
伊賀のお菓子
紅梅屋
一休み

韃靼(だったん)そば茶をふんだんに生地に練りこんだそば饅頭の皮は香ばしい
  菓子銘
寒牡丹 
 
  菓子銘
雪輪
 
 菓子銘
蕎麦板
京都のお菓子
 尾張屋

 むかしより京の名物
 伝左がそば
 さては蕎麦菓子
   菓子銘
推古
 とらやの干菓子

 和三盆のすっきりした甘さの干菓子です。
 推古(干菓子)のHP

通年のお菓子

菓子銘
 
 紡ぎ詩
 鶴屋吉信
 けしの実をまぶした焼き菓子
 
菓子銘
おときき山 
両口屋是清 

 菓子銘
清浄歓喜団
 亀屋清永
遣唐使伝来の「唐果物(からくだもの)/唐菓子」で、米粉小麦粉に7種のお香を練り込みアンコを包み胡麻油で20分揚げたお菓子だそうです。香は清め、八つの結びは八葉の連華、形は金袋。伝来当時は中身は栗、柿、あんず等の木の実を、かんぞう、あまづら等の薬草で味付け。小豆餡は徳川中期以降。1300年続く伝統のお菓子で、こちらのお店は比叡山の阿闍梨(あじゃり:高僧)から製法を伝授されたらしい。清浄歓喜団を作れる唯一のお店。NHKの大河ドラマで平忠盛が食べていたらしい。お供えとしても用いるため、精進潔斎して調製するお菓子で、月に二度しか作られない
 菓子銘
 黒楽久
千鳥屋宗家
墨のお菓子
墨といえば奈良
売られているのは奈良
しかし作られているのは西宮 これいかに?

竹炭配合の落雁
和三盆の上品な甘さです
 墨といっても 色は灰色なので ちょっと墨ぽくありませんね
菓子銘
鶏卵素麺 
 京菓子
鶴屋鶴寿庵

16世紀ごろ南蛮人によってカスティラ・金平糖・ボーロなどとともに日本に伝わったお菓子。
別名「エンゼルへエア」天使の髪ともいわれ当時の人々には大変な驚きをもって迎えられました。新鮮な卵黄だけを糖蜜に流す昔ながらの製法で作られている。
昔をしのんで食べたいものです。
菓子銘
長生殿 
 金沢
 森八
「加賀百万石 3代藩主 前田利常公の創意により、茶道遠州流の始祖 小堀遠州の書と申し伝えられている」と説明有


大変立派なお店でした。2018-10-2
   菓子銘
山川 
松江のお菓子
 
住所:島根県松江市天神町124
電話:0852-21-2727

松江城主第7代 松江不味公 お好み10月のもの
「ちるほうき 散らぬは沈む紅葉ばの 影は高雄の 山川の水」の不味公の和歌から命銘 
  銘菓
越の雪
 三大銘菓
長岡大和屋の「越乃雪」、
松江風流堂の「山川」] リンク
金沢森八の「長生殿」

いづれも地元の良質なもち米に、吟味した和三盆糖を原料として使用している。
そして、長岡は9代藩主牧野忠精公、
松江は7代藩主松平治郷公、
加賀は3代藩主前田利常公が先頭にたって銘菓を育成してきた。

ブログ

ページのトップへ



 Copy Right (c)茶道お茶の子.All Rights Reserved.
inserted by FC2 system