茶道 お茶の子 茶花
茶道 お茶の子 表千家













茶花
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1月の花

結び柳 
お正月の床飾りには 結び柳

結柳 (むすびやなぎ)
正月や初釜の床飾りで、掛柳とも言います。床の柳掛け釘にかけた青竹の花入れから、長く柳の枝を垂らして生けます。柳は二、三本束ね、中間で一つ輪にして結び、残りは長く垂らします。一陽来復を祝う心を表したものです。

大神楽、水仙、ロウバイ
萩焼き手桶花入れ
丸香台


(薄板の種類  矢筈板、蛤端、丸香台)
  ヒュウガミズキ(日向水木) (花と芽出し)
福寿草
椿 
   フクジュソウ(福寿草)
元旦草ともいい、正月用にも鉢植えで売られるが、このころのものは葉が出ていない。
葉は、ニンジンのよう。
3月頃自然に咲く
キンポウゲ科の多年草
 
マンサク(万作)
 まんずさく→まんさく
 つまり春になりまず咲くという意味らしい。
 早春には花、秋には照り葉、冬はつぼみを使う
マンサク科の落葉小高木
ロウバイ(蝋梅
早春、葉を出す前に) 蝋のようなすきとおる黄色の花をつける。大変いい香りがする。
花の中央部がえんじ色、全部黄色や花弁の大きいものなどがある。
静峰園で撮った。ご主人曰く、この蝋梅が一番香りがいい。
 
ソシンロウバイ
 
 ロウバイ科の落葉低木
静峰園の椿と冬牡丹

 
 
 
 
 
奥侘 つぼみは先がとがっている
 
 
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2月の花


ボケ 
バラ科の落葉低木
スイセン(水仙) 
室町時代から茶花に使われたらしい。
ヒガンバナ科の球根のある多年草

ウメ 
(梅)
花の数は少なめで、一輪二輪とほころび始めた枝を使うことが多い。

勢いよい長い枝には花はつかない。
「桜切るバカ 梅切らぬバカ」という言葉があるくらいなので、梅の枝は短く切られている。

バラ科の落葉小高木

フキノトウ 
蕗のとう
キク科の多年草
食用になる
   カンシャクヤク 寒芍薬又の名をクリスマスローズ
よく庭の木の下や やや湿り気のあるところに植えられる。夏は日陰になるところが望ましい。

花の色は、大変多い。
キンポウゲ科常緑の多年草
 
 ヒュウガミズキ(日向水木)
 春早く、葉の出る前にクリーム色の小さな花が咲く。
 ひめみずきがなまってひゅうがみずきになったともいわれる

 開炉のころには、照り葉
 冬はつぼみ
 春はつぼみから花と
 長く使える
 マンサク科の落葉低木
 トサミズキ(土佐水木)
葉が出る前に、クリーム色の花が7~8個房状に垂れて咲く。
マンサク科の落葉低木
 ハンノキ(榛の木)
1~2月には茶色の長さは4~5cmのひものような雄花とつける。花のころには、前年の実が褐色になり、小さな松かさのような形をして雄花の下についている。
カバノキ科の落葉高木

藤枝市岡部のツタの細道で撮影
   シロモジ(白文字)

クスノキ科の落葉低木。
 中部以西の山地に自生。葉は広倒卵形で三裂する。雌雄異株。春,黄色の小花が群がって咲く。実は球形。アカヂシャ。

   ユキワリソウ(雪割草)
サクラソウ科 多年草
秩父宮記念公園で
 

ヒメリュウキンカ
(姫龍金華or姫立金花)
キンポウゲ科
原産地 イギリス
ハート型の葉は艶があり、丈は20㎝ぐらい
宿根草で根を張らせていく

 
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3月の花

   サンシュユ(山茱茰)
 春に先駆けて葉の出る前に黄色の花をつける
 花後長卵形の葉が対生して出る

 秋 卵型の実がついて赤く熟す
 ミズキ科の落葉高木
 ミツマタ(三又)
樹皮から、紙幣などの和紙の原料とする。
枝が3つに分かれて伸びてゆく。
ジンチョウゲ科の落葉低木
 アセビ(馬酔木)
 馬がこの機を食べるとしびれて動けなくなるところからついた 有毒植物
 ツツジ科の常緑低木
  モモ(桃)
 ユキヤナギ(雪柳)
 低木でよく枝別れする。
 葉が出ると同時に、白く小さな5弁の花を密につけ、
 雪が積もったよう。
 バラ科の落葉低木
 コブシ(辛夷)
 春早く、ビロード状のがくが落ちて、花の元に1枚の若葉を付けて開花する。
 風格のある花なので真の花入れに1種いけでもいい。
 つぼみもよく使う。
モクレン科の落葉高木
   ショウジョウバカマ
 シュロソウ科

色は白、ピンク、紫と多い
湿ったところに生える多年草
秩父宮記念公園で
 レンギョウ(連翹)
 花は幾分反り返るように咲く。
 切り詰められて庭に植えられたりしても、よく花がつく
 モクセイ科の落葉低木
   ヒガンザクラ(彼岸桜)
 ヒトリシズカ(一人静)
 草の高さは15cmぐらいで咲く。花が終わると高さ30cmぐらいに伸びる
 群生する
 炉の花として使われる
 センリョウ科多年草

、吉野山で義経と別れたあと、捕えられてもなお義経への思いを貫いた静御前。
静御前が鎌倉の鶴岡八幡宮で唄って、源頼朝の怒りを買った義経を想う歌。

 しづやしづ しづのをだまき 繰りかへし 昔を今に なすよしもがな
 吉野山 嶺の白雪 踏み分けて 入りにし人の 跡ぞ恋しき
 ナノハナ(菜の花)
 利休忌には菜の花だけを使う。
 アブラナ科の1年草
  フッキソウ(富貴草)
背丈20cmぐらいのグランドカバーになる草
1年中青い。日陰でも育つ。春白い花をつける。
ハクモクレン( 白木蓮)
華やかな花なので、
つぼみを茶花として使う。
モクレン科の落葉高木

藤枝市岡部 
十輪寺のモクレン 
 
アケビ
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4月の花


 
黄梅 丹頂草 

 
花入れ 氷見の竹で作った漆塗りの「なたさや」

水洊至習坎(みずしきりにいたるしゅうかんなり)
         吉倉宗匠の筆

    駿河天南星(するがてんなんしょう)
 丹頂草(たんちょうそう)
 ベネチアングラス


静岡県藤枝市高草山で見つけました。
日が入らないようなところ
2013年4月29日撮影
   タンチョウソウ(丹頂草)
別名 岩八手
葉がかなり大きい
ユキノシタ科多年草
  シラユキゲシ( 白雪芥子)

日陰でも咲いてくれるかわいい花です。
草丈は20cm~30cmぐらい
花の直径は2cmぐらいの小さな花です。

葉は心形から腎臓形、鏃型をしていて濃い緑色です。4月花茎を伸ばして白色の花を咲かせます。毒蛇の解毒剤として利用されるそうです。

●ケシ科エオメコン属の多年草、

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チゴユリ 
 高さは15cm~30cm
 茎は1本立ち
 花は小さくかれんで風情がある
「ユリ科」

自宅の猫の額ほどの庭で咲きました。(静岡県)
    
 バイモ(貝母)または(編笠百合)

 草丈は50cm
 花は1個ずつ下向きに咲き、黒ユリに似て内側にチョコレート色の網目状の模様を付けている。
ユリ科の多年草
 
   白い花 姫うつぎ
 紫の花 紫らん
 黄色の花 踊子草

 花入れ 織部 耳付き花入れ
     
 ひめうつぎ  おどりこそう  
   姫うつぎ
   卯の花(空木)
   ツルニチニチソウ(蔓日日草)
 つるが長く出たりしてよく増える
 5弁の花をつける
 葉のヘリに淡黄色の斑が入るのをフクリンツルニチニチソウという
 キョウチクトウ科の常緑多年草

 近くの沿道で
   イカリソウ(錨草)
 丘陵地や低山の落葉樹の下に生えている。
 イカリ型をした角のある2cmぐらいの可憐な花をつける。
 以前、木蓮の下に植えておいたら、春になると忘れず咲いてくれた。
 メギ科の多年草
     
 黄花イカリソウ    
   カタクリ(片栗)
 大きな楕円形の葉の間から、見事な紅紫色の花をつける。6枚の花弁は反り返り、おしべは6本のぞいている。根はかたくりになる。
群生した様子はみごとです。
ユリ科の多年草
牧の原台地に群生があるが、保護されている
香嵐渓のカタクリ
   イチリンソウ(一輪草)

  ニリンソウ 二輪草
群生をなして生える。葉の真ん中から2本の茎を出してその先に花をつけるが、同時に2つの花を咲かせない。1つの花の元につぼみがある。
キンポウゲ科の多年草
   ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)4/14撮影

 20cmぐらいの小さな路傍の花
 芽立地の葉がうす紫色で、群生しているので目に留まる。よく見ると、その葉の下に淡紅色の花が輪状についている。
シソ科の多年草
   キブシ(木五倍子)4/5撮影
枝にたくさんのつぼみを付け、花穂がのれんのように垂れているので目立つ木。
キブシ科の落葉低木
   シロヤマブキ(白山吹)
春、枝先に4片の白い花をつけ、秋には5mmぐらいの4つの塊の黒い実をつける。
バラ科の落葉低木
  「七重八重花は咲けども山吹のみの1つだになきぞかなしき」と呼んだ山吹は八重
太田道灌との逸話がある

黄色の山吹(5弁の花弁) 
 
 クマガイソウ(熊谷草)
 うちわのようなひだのある15cmほどの大きな葉を対生せ、春、その間から伸びた花茎に薄い紅紫色の袋のような花をつけ、大変希少価値の高い花。
 熊谷直実が背中に背負ったホロに似たところから名づけられた。芝川のお家で写す。
栽培は、難しい。腐葉土の多い土で、木漏れ日のようなところが栽培地としてふさわしい。
ラン科の多年草 
 
   ヤマシャクヤク(山芍薬)
深山の樹下などのやや湿り気の多い場所に生え、直径5cmぐらいの白い花を1つつけ、花は半開きで散る。気品のある花なので1種生けでも充分です。
芝川のお宅で写す。
キンポウゲ科の多年草
秋には真っ赤になるのですね
(箱根湿生花園)
2014.9.6
   ウラシマソウ(浦島草)
 浦島太郎が持っていた釣ざおの糸のようなものがついている。
 雌花は秋、まっかなとうもろこしのような実になるらしい。
芝川のお宅で写す2013/4/21
サトシモ科の多年草
   コデマリ(小手毬)
 白く小さい5弁の花が多数集まって半球形を作り、それが枝を埋め尽くすように咲く。
枝が弓なりになってたれる。
バラ科の落葉低木
   フタリシズカ(二人静)
丘陵地や山地の樹下などに生えている。
一人静かより大きく、草丈は30~50cmぐらいで、花の穂は、2本とは限らず、3~5本でることもある。
茶花としては、ヒトリシズカが炉の花であるのに対して、フタリシズカは、風炉の花としてよく用いられる。
静御前の逸話がある。
センリョウ科の多年草
  オダマキ(小田巻)
 2~30cmぐらいの草丈で横を向いて咲く。
葉は、粉をふいたような淡い緑色で扇形に開いたきれこみがある。
 最近西洋オダマキがあるが、こちらとは区別して扱う。キンポウゲ科多年草
   あまどころ(甘野老)

ナルコユリとよく似ている。茎には6本の稜があり、触ると少し角張った感じがする(ナルコユリの茎は丸い)。
葉は普通の緑のものと斑入りのものがある。花は鐘形で色は白く、先の方は緑がかっている。
花と花柄のつなぎ目は、突起状にならない(ナルコユリは緑色の突起状になる)。
ユリ科の多年草

   ナルコユリ(鳴子ゆり)4/11撮影
筋の目立つ美しい楕円形の葉を垂れる茎に互生させます
主に葉を楽しみ、覆輪の斑入りがよく出回っています。花は節から下向きに白い花を咲かせます
2種の違いは茎を触ってひっかかりのあるのがアマドコロ、まったくないのがナルコユリです

まるこゆりにかくどころ」(ナルコユリ→茎がまるい:
アマドコロ→茎がかくばっている)と語呂合わせ

   ホウチャクソウ(宝鐸草)

花の下の茎が枝別れしています。
25㎝ぐらいの高さ

ユリ科チゴユリ属に分類される植物。
   タツナミソウ(立浪草)4/11撮影
 日当たりの良い丘陵地などに生え、背の高さは20cmぐらいの小さな花。
シソ科の多年草
白の立浪草
  シロバナマンサク  (白花万作)
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ユキモチソウ(雪餅草) 
サトイモ科テンナンショー属
球根が分球しないので、増やすのが難しい。
日陰で山の湿ったところに生えている。
秋に入るとほとんど葉を落として休眠に入る。

品のある花なので、一種でもいいぐらい。
  モモイロヒルザキツキミソウ
(桃色昼咲き月見草)

   バビアナ
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 5月の花

 
 1 紺蝋梅   2りょうぶ  3更紗どうだん
     
 4十二単  5おがたま  6丁子草
 
 7.黄梅  8姫うつぎ  9都忘れ
     
 
   おがたま
オガタマ」の名は、「招魂(おきたま)」が変化したものとされる
常緑小高木で樹高3~5m。
バナナのにおいがする。
静岡の中勘介の杓子庵で見つけた。
モクレン科
黄梅(オウバイ)
中国では迎春花(げいしゅんか)とも呼ばれる
木犀(もくせい)科。
   シラネアオイ(白根葵)
 
タカノハススキ 
 シモツケ下野
 キリンソウ麒麟草
 三田青磁 つるくび
 
 ジュウニヒトエ(十二単)
 春になると株の中心から花茎がスルスルと伸びてくる。
花茎が10~30センチほどの高さになると、苞葉の間から青色の花をいくつも咲かせる。
冬季は地面にはりついてロゼッタ状になり、寒さに耐えながら冬越しする。
 
シソ科の多年草
 

   ズイナ(髄菜)
枝先に粟粒を付けたような白の花が穂のようについている。
簡単に枝さしで増えるが、根が地中をはい簡単に増える。
秋の紅葉は、風情があって茶花によく使われる重宝な花だと思う。
ユキノシタ科の落葉低木
   バイカウツギ(梅花空木)
ユキノシタ科の落葉低木
   ハコネウツギ(箱根空木)
白い花からピンク色に変わる
花の元は細い筒状になっていて、花束のように一所からたくさんの茎の先に花がつく。
空木は茎を折ると中が空洞になっている。
あまりに花が多いので茶花には整理して使う。

どこにでもある。蓮華寺池公園にもある。
スイカズラ科の落葉低木
   オオヤマレンゲ(大山蓮華)
大型の白い花で、中のおしべが美しい紅色で何とも言えない気品さがあると思う。
好きな花だが、なかなか見つからない。蓮華寺池公園にもないらしい。

白洲正子の武相荘にはあると、テレビで放映していた。
あの建物に似合う立派な花だ。もう一度花の時期に行ってみたい。

灯台下暗し先生のお宅にありました
モクレン科の落葉木
ブログはこちら
  ヒメヒオウギ(姫檜扇) 
アヤメ科 ヒメヒオウギは檜扇と似た名前ですが、種類が違います。
茎は細く、花は2㎝ぐらい。
球根ですがこぼれ種で増える雑草のような花です。はっきりした色なので少しでも小さくても主張する花です。
 
アカバナユウゲショウ
アカバナ科
花の大きさは10mmか15mmぐらいの小さな花

どこにでもある雑草のような花
   アヤメ
日向で育ち、日陰では花がつかない。
乾燥に強い。

あやめの花の中央が網目になっています
カキツバタ(杜若)
アヤメ科アヤメ属
「いずれがあやめか、かきつばた」のことわざがありますが、
区別はあやめは乾燥した陸地に植えられています
杜若は、浅い水辺に咲きます
杜若の花は中央が真っ白
あやめの花の中央が網目になっています

唐衣のお菓子と和歌
   きょうかのこ(京鹿の子)
バラ科しもつけそう属
花はもこもこした感じで、シモツケににているが、葉が違う。
宿根草で、育てやすいが、なるべく花をいつまでも咲かせておかないほうが、株を傷めない。

水をあげ難いので、茎を熱湯につけるか、焼くと水を吸いやすくなる
   きりんそう
ベンケイソウ科
乾燥したところに生える多肉質の植物
高さは20~50cmぐらい
冬は地上部が枯れ、根の近くに新芽を覗かせた状態で冬を越します。
星形の花を咲かせます。
   きんぎんぼく(金銀木)
スイカズラの仲間
先はじめは白 次第に黄色になる
花には甘い香りがある
つややかな赤い実は、鳥が食べるが猛毒があるので、貴を付けること。
木は、低木だが結構大きく広がる。
割とどこにでもある。
   しもつけ
バラ科シモツケ族
落葉低木で花の色は赤、白、ピンクがあり育てやすい
小花がたくさん集まって咲く
葉の形が京鹿の子とは違う
   ツキヌキニンドウ
スイカズラ科スイカズラ属
低木のつる植物
丸い葉から突き抜けたように花が咲く面白い植物です。
   すいかずら
スイカズラ科スイカズラ属
日本原産の植物
つる性の植物で 甘い香りがある
   つぼさんご
ユキノシタ科ツボサンゴ属
ヒューケラともいわれる。葉の色がたくさんあり、多年草

   はないかだ
ミズキ科
高草山の岡部地区で見つけた。低木で日陰で湿り気のあるところにあります。
   むらさきつゆくさ
ツユクサ科
一つ一つの花は1日花です
多年草で草丈は30cmぐらい
良く増えます。
   みやこわすれ
キク科
江戸時代から品種改良され、夏は半日陰になるところが良い。宿根草。
   やまほろし
ナス科なす属
ツルハナナスともいう
つる性で水を好む。
花はうすむらさきいろから白に変化する。
繁殖力旺盛で、茎が太く硬くなる。
   ゆきのした
  やまぼうし 山法師
ミズキ科
4枚の花は白くて、目立ちます。
かなり大きくなる木で、秋になると赤い実をつけます。。
   ホタルブクロ
キキョウ科ホタルブクロ属
日当たりのよい草原や山に多くみられる。
地下茎で増えたり、種で増えたりするので、丈夫で増えやすい。なかなか風情があるので、利用しやすい。
   シラン(紫蘭)
ラン科シラン属
丈夫で育てやすい蘭
宿根草
   ウマノスズクサ(馬の鈴草)
馬の鈴草科
原野や土手などに生えるつる性の多年草。
葉も朝顔のような面白い形で、茶会にて初めて見ました。
ジャコウアゲハのために、購入するというネットの書き込みを見ました。ジャコウアゲハの好物なのでしょうか?
   サラシナショウマ
キンポウゲ科サラシナショウマ属

6月の花

三つ葉羽衣下野(すすきの間の白い小さな花)
矢羽すすき
岡虎の尾
アジサイ2種

粉引の壺 花入れ 
三つ葉はごろもしもつけ
  ??泡盛升麻
??アスチルベ
 コアジサイ(小紫陽花)
山地の樹下などの少し湿り気のあるところにある。
淡い薄紫の小さな花をつけて、花の大きさは大きくて直径5cmぐらい。葉もうすくて、シソのよう。
株の大きさは大きくて2mぐらい
高草山で6/1
ユキノシタ科の落葉低木
   アマチャ(甘茶)
4月8日の花まつりには、甘茶を釈迦の像にかける行事がある。周りの花は初め青く次第に赤くなる。
ユキノシタ科の落葉低木
 シマアシ(縞葦)
縦にふの入った涼しげな葦
イネ科の宿根草
ビヨウヤナギ(美央柳)
黄色の数十本の雄しべが花弁より長く、梁を立てたようにならぶので目を引く。
「オトギリソウ科の半ば落葉性の低木」 
 ヒメウツギ (姫空木)
 谷すじの岩の間などによく生える。
 西方の川の岩の間に生えていた。
 「ユキノイシタ科の落葉小木」
 キンシバイ (金糸梅)
 径3cmぐらいの5弁の花をつけ、雄しべは中央に5つの束に分かれている
「オトギリソウ科の落葉性の低木」
 ハルザキシュウメイギク(春咲き秋明菊)
 秋に咲く秋明菊より花が小さくて、茶花にふさわしい
「キンポウゲ科の多年草」
 白い花
 オカトラノオ(岡虎尾)
 夏の野山にある花で筆の穂のような形で先を曲げている。5弁の小さな花で下から次第に咲きあがる。
「サクラソウ科の多年草」
 ハゼラン(櫨欄)
小さな花で、夕方近くになって開く。俗名3時草
線香花火のような感じにも取れるかわいい花。
路傍に咲いている見落としてしまいそうな地味な花
「スベリヒユ科の1年草」
ハンゲショー (半夏生)
日当たりのよい湿地に生えるが、庭園にも植えられている。
地下茎は白くて太くて横にはい、茎は直立で高さ60~100cm。
6~8月ごろ、茎上の葉2~3枚の葉の半分が白いが、花が終わるころに葉の白さが消えていく。
「ドクダミ科の多年草」
   ヤグルマハッカ(矢車薄荷)
 花の色は紫っぽいピンク
 しだれた花弁は花火のようで、長いしべを花冠の中から突き出している。
「シソ科の多年草」
モジズリ(ねじり 花)
 日当たりのよい芝生の中に、小さな淡い紅色の花がらせん状で直立でさき、可憐です。
 色がうまく出ていないのが残念

以前住んでいた家の庭の芝生の中に「もじずり」が生え、目の敵のように思って、取っても取っても出てくるのには閉口した。
根は小さな球根で抜こうと思っても、ぷつんと切れて根こそぎ抜くのはむずかしかった。

しかし、今度は増やそうと思って、鉢に植えてもなかなか根付かない。皮肉なものだ。
「ラン科の多年草」
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 7月の花

下野
おけら
縞あし

紀州背負いかご
 
   ナツツバキ(夏椿=紗羅の木)
5枚の花弁の咲きに細かい鋸歯を付け、縦にしわがある。インドの紗羅の木とは違う。
「ツバキ科の落葉高木」 
   ヒメシャラ(姫紗羅) 
サルスベリのように、木の肌がなめらかで淡赤褐色をしている。夏椿に似ているが、花はそれより小さく、葉は薄く小さくて、込んでいる
「ツバキ科の落葉高木」
 カワラナデシコ(河原撫子)
5弁の花弁で弁の咲きが細かく裂けている。
「ナデシコ科の多年草」
 オオケタデ(大毛蓼)
庭に植えられる大型のタデえ3、卵型の大型の葉を互生
150cmぐらいにはなる。
「タデ科に1年草」

 サギソウ(鷺草)
湿地に生える花で、直径3cmぐらい。
サギが飛んでいるような清楚な花。葉は白のふちがはいっているものもある。
「らん科の多年草」

箱根湿生花園に2013/8/13いくと、さぎ草が鉢でたくさん売られていました。涼しげでいい花ですね
マツモトセンノウ(松本仙翁)
オレンジ色の華やかなアクセントになる花
花弁の形が フシグロセンノウと違う

「ナデシコ科センノウ属の多年草」
2014.6.30箱根湿生花園で

フシグロセンノウ

茎は直立し、高さは40-90 cmになる。和名の由来のように茎の節が黒褐色になり、茎の上部は分枝し、まばらな軟毛がある。葉は無柄で茎に対生する。葉身は卵形から長楕円状披針形で、葉先は鋭尖形で基部は細まり、長さ5-14 cm、幅2.5-5 cmになる。
ナデシコ科センノウ属の多年草」
20138.13箱根湿生花園で 
 シモツケソウ

 シモツケソウは山地の草原によく見られる多年草で、群落をつくるので目立ちます。多数の茎が株立ちになり、径5~10cmの花房をつけます。花は桃色ですが、色に濃淡があり、白花もあります。一見、手のひら状に裂けた葉が長い葉柄についているように見えますが、よく見ると、わきに小さな葉(側小葉)が何枚もついています。
ちょっと花の時期には早かった。

シモツケと葉が違う
京鹿の子にも似ている。2014.06.30 箱根湿生花園
 キンレイカ(金鈴花)
オミナエシ科 オミナエシ属
2014.06.30 箱根湿生花園
 ヤナギラン
高さは、1m~1.5m程にもなり、径2cmほどの鮮やかなムラサキ色の4枚花弁の花を下からつぎつぎに咲かせていくため花期が比較的長く(7月~9月)が 花期といわれる

草原の中でもはっきり目立つ花

アカバナ科の多年草
2014.06.30 箱根湿生花園 
センジュガンビ 
花の大きさは2cmぐらいでさわやかな花だ。

ナデシコ科の多年草
2014.06.30 箱根湿生花園
 ミヤマヨメナ
 クガイソウ

本州の産地の日当たりの良いところに生える多年草
花は10㎝ぐらいになりかなり大きい

輪生する葉が何段にも層をなしてつく
ゴマノハグサ科多年草
 ヤマアジサイ

 ヤマアジサイは福島県以西の本州・四国・九州に分布する落葉低木。サワアジサイの別名があるように、ブナ林などの夏緑広葉樹林の谷筋などに生育する。
高さは1~2mになるが、高いものは少ない。葉は対生し、長さ10~15cm。花は6月から7月にかけて咲き、周辺に4枚の花弁状の萼を持つ装飾花が、中心部に多数の普通花がある。花の色は薄く紅色を帯びるものから白色、紫色を帯びるもの、青色のものなど多様である。
ユキノシタ科
2014.06.30箱根湿生花園 
 キツリフネ
明るい湿地に咲く。
釣りの紐の下に
舟がバランスよく
つられているようだ。
面白い花。
一年草で、種がはじけて飛ぶので、同じところに毎年咲くとは限らない。 

ツリフネソウ科2014.06.30箱根湿生花園 
 
 ムシャリンドウ

日当たりのよい草原に生えて、高さは30~45cmになります。が、ここでは20cmぐらい
葉は線形で対生し、茎には稜があります。6月から7月ごろ、茎の上部に淡い青紫色の花を咲かせます。
2014.06.30 箱根湿生花園
 ヤマブキショウマ
葉がヤマブキに似ているので、この名前がついた。
バラ科の雌雄異株の多年草、茎の高さは30~80センチ
葉は2回3出羽状複葉、小葉は9枚、卵円形~長卵円形、長さ4~10センチ、先端は尾状に尖る
花は、6~8月トリアシヨウマ、アカショウマ、アワモリショウマに似た花をつける
茎の先端に多数の白色小花が円錐状に約20センチの総状花序をつける、がく片5裂、花弁5枚、雄花は雄しべ約20本、雌花には直立した3心皮がある
果実は長さ約2.5センチ、光沢がある

バラ科  2014.06.30 箱根湿生花園
数珠サンゴ
やまごぼう科の多年草
春に芽を出し、こぼれだねでも増える!

頑健な性質
元々は南アメリカの熱帯地域の植物で寒さには弱いのですが頑健。半ツル性で、庭植えすると1メートルか2メートルまで成長します。冬を越せば更に木質化します。鉢植えだと30センチか50センチ程度に成長します

 やまごぼう
  ヤマゴボウ科の多年草
2mぐらいの木になり、
どこの山でも見られる 
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 8月の花

 木槿、金虎の尾、姫すすき
 籠 せみかご 氷見
宗旦ムクゲ (木槿)
直径5~10cmぐらいの5弁の花で、種々の品種がある。
1日花で夕方にはしぼむ。
挿し木で簡単に増える。冬はつばき、夏は木槿と言われるように夏に重宝する。
「アオイ科の落葉低木」
 
《道野辺の木槿は馬に食われけり》 芭蕉
 
 コバンソウ(小判草)
1~2cmぐらいの小判をした形の穂を細い茎の先につける。蓮華寺池公園の上のほうには、たくさんの小判草があり、紫陽花を駆逐しそうだ。

「イネ科の1年草」
タカノハススキ矢羽根すすきともいう
秋の7草にも入っている
「イネ科」 
 オミナエシ(女郎花)
 秋の七草の一つ。
利休禁花の一つに数えられているらしい。が、昔から多くの茶人に使われている。
「おみなえし科の多年草」
ヤナギバ ルイラ草
メキシコ原産なので 茶花には向かないのでしょうね
キツネノマゴ科
耐寒性の多年草 

長年名前が分かりませんでしたが、知恵袋で判明しました。早く知恵袋に聞けばよかったんですね。
   
 
 ヒオウギ(檜扇)
  真黒い小さな実をつけて、ぬばたまの名前で茶席でよく使われる
葉が扇のように放射状に開いている
 夜の枕ことばとして読まれた「ぬばたま」はこの実のこと・タネは黒色で、  「射干玉(ぬばたま)」
アヤメ科
この実にちなんだお菓子はこちらをクリック
   レンゲショウマ(蓮華升麻)
深山の木の下などに生え、セリを大きくしたような葉を持つ。茎は50cmぐらいで球形のつぼみ、花は下向きに咲く。透明感のあるそそとした花で、まこと美しい。
2013.8.13箱根湿生花園で
キンポウゲ科の多年草
 


群生地があります


 開花情報
  ミソハギ (禊萩)
別名 盆花
日当たりのよい田のあぜや湿地に生える。
群生し、直立して咲くのでかなりはで
ミソハギ科の多年草
2013.8.13箱根湿生花園で
  コオニユリ(小鬼百合)
湿り気のある日当たりのよい草原に生える。
反り返る花弁に黒色の斑点が見える

ユリ科の多年草


2013.8.13箱根湿生花園で 
  シコンノボタン(紫紺野牡丹)
葉は縦に5本の葉脈がはっきりしている
花は瑠璃色の鮮やかな色なので、茶花には派手すぎないようきをつけてつかいたい。
ノボタン科の常緑低木
2013.8.13箱根湿生花園で 
 
ルリヤナギ(瑠璃柳)
葉は粉をふいたような淡緑色 披針形
花は2cmぐらいで下向きの 淡い紫色でなすの花のよう
ナス科の低木
2013.8.13箱根湿生花園で 
  マツムシソウ(松虫草)
日当たりのよい乾いた草原や山道に生える
枝先に一つずつつける花が冠のようだ
マツムシソウ科の越年草

2013.8.13箱根湿生花園で 
  ツリガネニンジン(釣鐘人参)
日当たりのよい草原でみられる。
背の高さは、1mぐらいで、淡紫色の釣鐘状の花を下向きに幾段にも輪生して付ける。

キキュウ科の多年草

2013.8.13箱根湿生花園で 
  アサマフウロ
よく日の当たる乾いた草原に多い
70~80cmの草丈でゲンノショウコを大型にしたような花
フウロソウ科の多年草
 2013.8.13箱根湿生花園で
  サワギキョウ(沢桔梗) 
文字通り湿地に生える。
さわやかなブルーの色がさわやかに見える。下から順に上に咲きあがる。
キキョウ科の多年草
2013.8.13箱根湿生花園で
 
センニンソウ(仙人草)
 日本各地に分布し、日当りの良い山野に多く見られる。つる植物であり、長く茎を伸ばし、節ごとに葉を対生する。
キンポウゲ科センニンソウ属の多年草
2014.8牧の原で
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9月の花

  檜扇
しもつけ
野菊
金虎の尾
おけらのつぼみ 
 
秋の7草  ・キキョウ(桔梗) 
・ナデシコ(撫子) 
・オミナエシ(女郎花) 
・ハギ(萩) 
・クズ(葛) 
・オバナ/ススキのこと(尾花) 
・フジバカマ(藤袴)
    フジバカマ(藤袴)
平地の湿地や川の淵などに好んで生える。
秋の七草の一つ。
葉は、大形の三裂する対生
花は、小さい淡紅色の頭花を無数つける。
「キク科」多年草
   ハギ(萩)

マメ科 ハギ属
高さ 1m.から2m
開花期 7月から9月
秋の七草
風にそよぐ姿は、風情がある。
お菓子にも 「こぼれはぎ」の名前でよく登場する。

万葉の時代からよく歌に詠まれている
 
オミナエシ(女郎花)
 秋の七草の一つ。
利休禁花の一つに数えられているらしい。が、昔から多くの茶人に使われている。
「おみなえし科の多年草」
   キキョウ(桔梗)

キキョウ科の多年性草本植物。山野の日当たりの良い所に育つ。

桔梗屋といえば 信玄餅を思うのは 私だけでしょうか
それと 遠州に 桔梗寺があります。

桔梗は家紋にもなっています。
明智光秀 が一番に思い出す。
加藤清正 坂本竜馬も使ったらしい。
 ススキ

イネ科ススキ属の植物。尾花ともいい、また(かや。「」とも書く)と呼ばれる。
野原に生息し、ごく普通に見られる多年生の草 穂が開く前の様子
  クズ (葛)
マメ科クズ 属のつる性の多年草である。
東名を走っていても、たくさんの葛に出会う。
秋には花をつけ、なかなか頑固なツルです。

根は食用にされ、代表には吉野葛があり、
また、つるを利用して葛布が作られています。
掛川の葛布や大井川の葛布があり、座布団・鞄・草履や
ちょっと前にはふすまにも使われていました。

大井川葛布HP
掛川葛布HP
   ナデシコ(撫子)
ナデシコ科
河原なでしこともいい、小さいが存在感があると思う。
   捶撥(すいはつ)

はな
むくげ 素真むくげ他
キンミズヒキ(金水引)
よく見ると一つの花には5弁の花がびっしりついていて それが穂のように咲く
秋になると実が服などについて離れない。
バラ科の多年草
 2014.9.6箱根湿生花園で 
キントラノオ(金虎の尾) とは、メキシコなどの熱帯アメリカ原産の ヒメハギ目キントラノオ科キントラノオ属の非耐寒性常緑低木です。
総状花序に黄色い小さな五弁花を多数つけ、葉は楕円形で明るい緑色をしています。 日本では初夏から秋まで次々と咲きます。 同科にアセロラがあります。  
オケラ (朮)
魚の骨のような包葉がめずらしい。
葉はかさかさしている。
「キク科」多年草
  シュウカイドウ (秋海棠)
庭園の木陰や湿ったところに植えられる。
葉は、心臓型の淡緑色。
2枚の大きいがくと2枚の小さい花弁が淡紅色。
4弁花のように見えるは雄花。
雌花は淡紅色の3枚の翼を傘のようにつけその下に雌しべがある。
「シュウカイドウ科の多年草」
 シュウメイギク(秋明菊)
やや湿り気の多いところが好きな植物。
枝分かれした茎の先に咲く。白花と ピンクがある。
「キンポウゲ科」の多年草
 ミズヒキ(水引)
細い花軸の上に上面が赤、下面が白のごま粒ほどの花をつける。
葉は、卵型の薄い葉で、交互につける。
「タデ科」の多年草
 ヒメシャジン(姫沙参)
 草丈は20~30cmぐらい
 桔梗を小型にして筒を長くしたような形
 葉の形は長さ5cmほどで被針形で互生する
「キキョウ科の多年草}
   すずめかずら
詳しくはわかりません。

ネットで調べたら、実が青色から 紅色に変わるそうです。沖縄すずめかずらででていましたので、沖縄に多いのでしょうか?どなたか教えてください。


大久保先生 野点席で


藤枝市茶町の方の庭にありました。
直径3cmぐらいの緑色のボールが、真っ赤に色付き、とってもかわいらしい。
 シモバシラ (霜柱)
 茎は四角であまり太くならず、茎の元は木質で冬枯れたような茎に霜柱ができやすい。
 葉は対生、花は穂状に小さい花を一方に向けてたくさんつける。
 「シソ科」多年草
 ダンギク (段菊)
葉のフチには緩いぎざぎざがあって、少しキクに似ています。主な開花期は夏で、青紫色の小さな花を咲かせます。雄しべや雌しべが長く、花からにょっきりと突き出ます。花は茎節ごとに丸くまとまって付き、その姿からダンギクの名前がありますが、キクの仲間ではありません。
クマツヅラ(シソ)科
 
 サクラタデ(桜蓼)
 葉は柳のような形
 花は淡紅色の経5mmぐらいでたくさんつけ、うなだれるよう。根茎で増えるので群生する。とっても愛らしい花。
「タデ科」多年草
 マツカゼソウ(松風草)

 山の木の下で見る
葉は、小さいたまご型の葉を3つずつ固めたような形
花は小さく、白く風が吹くとゆらゆら揺れるようで、この名前がついたのか?
「ミカン科」の多年草
2013.8.13箱根湿生花園で
花は1cm以下の小さな花だが、よく見るとなかなかかわいい
 キセワタ(着綿)
70cmぐらいの茎を直立させ、分枝し淡紅色の花をつける

和菓子にも登場する着綿は9月9日の重陽の節句に食べる習わしがあるが 和菓子のページに載っている
シソ科の多年草
箱根湿生花園で
   ヤブラン(藪蘭)

スズラン科ヤブラン属に属する多年草
花は紫色の小さいもので、穂状に咲く。
葉は細長く、先は垂れる。
草丈は、20㎝ぐらい。
木の下などに生え、余り日光は入らない。
   フウセンカズラ(風船蔓)
ムクロジ科の植物の一種。
白い花は小さくて目立たない
風船状の果実を観て楽しむために栽培される
つる性の植物で一年草。最近グリーンカーテンにも利用される。
実がまたかわいいお猿さんの顔のようです。


赤い花は、はげいとう

 ショウジョウソウ猩々草

トウダイグサ科の一年草。冬のポインセチアに似ているが夏のポインセチアのよう
茎は高さ約60センチメートル。葉は多くは楕円形で,中央に大きなくびれが ある。夏,茎頂に緑黄色鐘形の花序が集まってつき,上方の数個の葉の一部が朱色になる。

 
ツリフネソウ(釣船草)は、ツリフネソウツリフネソウ 属の一年草。ムラサキツリフネ(紫釣船)とも呼ばれる。
2014.9.6箱根湿生花園
茎の先端部から細長い花序が伸び、そこに赤紫色で3-4 cmほどの横長の花が釣り下がるように多数咲く。バランスをうまくとって水平になっています。花のもとはくるっと丸くなっていて
面白い花です。
 ワレモコウ(吾亦紅)
バラ科 草丈は1mぐらいまでになる多年草

  ヒヨドリバナ(鵯花)
フジバカマによく似ていて、見分け方が難しい。

見分け方は、フジバカマの葉は深く3裂しますが、ヒヨドリバナの葉には切り込みはない。
ヒヨドリバナ(鵯花)の葉は対生する。

ヒヨドリバナは道端などに生えていてどこでも見られる。がフジバカマは園芸種になっているらしい。
   

 カリガネ草
 クマツヅラ科 山野草
紫色の花が好きで、集めた内のひとつ
   芙蓉



9月13日は表千家中興の祖、7代如心斎の遺徳を偲ぶ天然忌(てんねんき)です。残月亭では床に如心斎筆の円相を掛け、その前には三田青磁の算木花入を置き、白の芙蓉
がいけられます

天然忌 youtube
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10月の花

 ベンケイソウ(弁慶草)
葉は厚手の無毛で淡緑色
たくさんの5弁の花
草丈は50~60cm
乾燥に強く、挿し木もよくきく
「ベンケイ草科」多年草
 ホトトギス(杜鵑草)
やや湿った山麓や木下に生える。
葉は体中にビロードの毛をつけている。
茶花としてよく使われる。
「ユリ科」多年草
 イソギク(磯菊)
海岸の岩場などに生える。
葉は、革質の感じで、表面は銀白色。
「キク科」多年草
 ムラサキシキブ(紫式部)
葉は薄く、長楕円形で先が尖っている。
白い実もある。
「クマツヅラ科」落葉低木
 ツルウメモドキ(蔓梅擬)
山野に普通にある。雌株に、秋、淡黄色の殻を3つに割り、橙色の実をのせて、長いつるの枝にびっしりつける。
「ニシキギ科」つる性の落葉木
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11月の花

  11月の茶会での花

美男カズラ、深山リンドウ、千日コボウ
膳所焼の花入れ 







2018-11-25
   ビダンカズラ
   ミヤマリンドウ
 
 








センニチコボウ

千日小坊(センニチコボウ)’は、センニチコウ(千日紅)をごく小さくしたような、かわいらしい花(花穂)が多数咲き、ふんわりとしたやさしい風情が感じられる多年草です
30cm~1mぐらいにもなる多年草
 ツワブキ
 日本庭園ではよく見られる花で、葉は、ふきに似たおおきくて、厚く、表面には光沢がある。
霜降りの葉も見られる。
 秋、太い花茎の頂点に黄色い花をつける。
「キク科」多年草
 サガギク(嵯峨菊)
京都府右京区嵯峨で育成された鑑賞菊の一品種群で、およそ160年ほどの歴史があります。直径9~18センチの中菊で、ふつうの「キク」よりも遅く、11月ごろに咲きます。糸のように細い管弁が特徴です。
京都で撮影
 トサミズキノテリハ(土佐水木の照葉)
 春、葉の出る前に咲くクリームいろの花は、7~8個房状になってかんざしのようにたれて咲くが、
秋になると、葉が、黄色に変化し、茶室で重宝する。
「マンサク科」落葉低木
高知県の原産
 ドウダンツツジの照葉(どうだん躑躅)
春すずらんを下向きに咲かせたような花がついて咲くが、秋になると葉が紅葉して太陽の光を浴びて輝くような赤色になる。
「ツツジ科」落葉低木
 ニシキギの照葉(錦木)
 枝に茶色の翼のように広がったところがあり、ほかにはあまりみられない。
秋の紅葉が素敵です。
「ニシキギ科」落葉低木
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12月の花

芽だし梅
西王母
吉祥草
青磁 つるくび 


   
    西王母
大神楽
嵯峨楓
花入れ かぶら 信楽焼

 椿 セイオウボ(西王母)
一重、筒咲き、中輪、淡桃色地に紅色のぼかしが入る。
花弁は長筒の中央部が膨らみ、その部分の色が濃く弁先ほど淡くなる。
葉は光沢の無い黄緑色で、楕円形の中型で先端と基部とが急に細くなり、葉脈は顕著に凹んでいる。
早咲きで他の椿に先がけて開花し始め、茶花によく用いられる。
秋から咲くので、長く重宝する。
 椿 ハツアラシ初嵐 (嵯峨)
初嵐が2つあるそうで、混同されて呼ばれることが多いそうです。
1つは、侘助のように、筒のような形の嵯峨 初嵐
もう1つは下の画像のような 丸型の白玉 初嵐
 椿 ハツアラシ初嵐 (白玉)

ツバキ科ツバキ属の常緑低木。江戸期からの京都の園芸品種の一。白色の一重の小輪。やや抱え性の筒咲き、筒しべ、蕾の丸いのが特徴。花期11~3月。葉形は、丸みのある楕円で中形。初嵐が白玉と呼ばれることが多いという。

我が家に咲いた白玉
長く咲くので、重宝する。
 椿 ダイカグラ(太神楽)
 太神楽という、牡丹咲き、或は獅子咲きの椿。花弁(はなびら)は波打ち、散り蕊(しべ)が内弁の中に見え隠れする独特の咲き方をするので、珍しがられる。花の色は、紅色地に白の絞りが雲状に入るのが多い。
茶花としてはつぼみを使うが、開花するととても大きい。

 キチジョウソウ(吉祥草)
ユリ科
蔭地に生え、茎は地表をはい、ひげ根を出す。
秋の終わりに、淡紫色の小花を穂状につける。
実は紅色。先生の家ではプランターに植えてあります。ひろがりすぎるのかもしれません

この花が咲くといいことがあるという。事から吉祥草と名付けられた。

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